本記事の取り組みをスムーズに進めるために必要な力は、
- 鉛筆を正しくしっかり持てる
- 線の運筆で脱線することなく、ゆっくり丁寧に書ける
この2点です。
みさき家の息子もいよいよ小学生♪
親子共々、ドキドキワクワクと小学校生活を楽しみにしていたのですが…
2020年春、新型コロナウィルスが猛威をふるっております。
みさき
息子の入学した小学校も休校になってしまいました💦
宿題もでましたが、たくさんあるおうち時間の中で何か学習を進めたいと思い、「ひらがな」の練習を始めることに。
今回は、自宅で楽しく「正しいひらがな」をマスターする練習法をご紹介します。
- 家庭でのひらがな練習法
- 子どもと楽しく学習を進めるコツ
クリックできる目次
ひらがな練習をする前の息子
幼稚園で習ったし、お友だちとお手紙交換もしてたから、ひらがな書けるよ♪
幼児期からおうち幼児教育を実践。
幼稚園入園前にひらがなの読みができていたので、入園後すぐにひらがなの書きも練習。
年中さんの頃からお友だちとのお手紙交換を楽しんでいました。
幼稚園でもひらがなを学ぶ時間があったので、一通り書けてはいます。
でも、小学校で使うひらがなって、書ければいいってものじゃないですよね。
みさき
小学校では、ひらがなを正しい形できれいに書くんだよ!
そっか!ひらがなは書けるけど、お手本みたいにはまだ書けないなぁ…
ぼくも、もっと上手にひらがなが書けるようになりたいから練習してみる!
家庭で実践したひらがな練習法
親子で取り組むときに一番気を付けたいのは、勉強する時の雰囲気。
みさき
息子と楽しくできる方法を考えました。
- 準備するもの
- ノートの使い方
- ひらがなの練習法
- 声掛けと文字チェックのコツ
の順に、お話していきます。
準備するもの
- リーダー線付きマス目ノート
- 鉛筆
- ひらがな表
- 赤ペン(赤鉛筆)
文字の形を練習したいので、リーダー線付きのマス目ノートを用意します。
みさき
みさき家は学校指定のノートと同じものにしたかったのですが…
休校で配布されていなかったため、無料プリントサイトでダウンロードしたものを使いました!
鉛筆は、小学校で指定されている2Bの六角えんぴつを使用しています。
まだえんぴつに慣れていない子、幼児さんは「くもんのこどもえんぴつ」がおすすめ!
詳細は、姉妹サイト「ハハトコtime」で紹介しています。
ノートの使い方
まずは、ノートの使い方からお話します。
みさき家で使用しているのは、リーダー線付き縦8マス×横6マスのものです。
A4サイズのコピー用紙を使っているため、B5サイズノートよりもさらに1まわり大きなマス目。
必ず、1マスに十字線の点線が入っている、リーダー線付きのノートにしましょう。
みさき
リーダー線があることで、お手本を見ながらバランスを取り、丁寧に書きやすくなります。
ノート1ページを写真のように上下に半分に区切ります。
1ページにつき、練習する文字は2つ。
3行ごとに練習したいひらがなを赤ペンで書きます。
みさき
お手本を見ながら、私がゆっくり丁寧に書きました!
リーダー線付きのひらがな表はぷりんときっずの「あいうえお表(書き込み用)」が1番わかりやすかったです。
ノートの下半分は、練習したひらがなを使った言葉を考えて書くスペース。
この言葉を考える部分を楽しく行う方法があるので、後程ご紹介しますね。
ノートの使い方は以上です。
次はひらがなの練習法についてお話していきます。
3ステップひらがな練習法
みさき家で行っているひらがな練習法は次の3ステップ。
- 練習するひらがなを決める
- ひらがなを練習する
- 練習したひらがながつく言葉を考えて書く
1,練習するひらがなを決める
みさき
「あ」から順に練習するのではなく、書きやすいひらがなから練習しましょう!
ひらがな表の通り練習しようとすると、最初は「あ」。
「あ」は画数や曲線が多く、字を書き始めた子にとっては難しいひらがなの1つです。
まずは、画数が少ない・曲線が少ないひらがなから練習しましょう♪
みさき家では、息子のやる気アップのため、自分で練習するひらがなを選んでもらいました。
みさき
簡単そうなひらがなから順に練習するよ!
まずはどれから練習したい?
息子
「く」と「つ」ならできそう!
「くつ」とか「つくし」を書くときにも使えるし!
小1男子から見た、練習しやすいひらがなの分類は以下の通り。
5段階に分けてみました。
- STEP
1画で書きやすいひらがなの練習
「く、つ、し、へ、て、ん」
- STEP
2画で書きやすいひらがなの練習
「こ、い、り、と、う」
- STEP
1・2画だけど曲線の多いひらがなの練習
「の、そ、ひ、ろ、る、ち、ら、す、よ、え」
- STEP
残ったもののうち、書きやすいひらがなの練習
「に、た、け、も、ま、は、ほ、さ、き、せ、み、か」
- STEP
難しいひらがなの練習
「な、や、ゆ、お、あ、む、ふ、め、ぬ、れ、ね、わ、を」
2.ひらがなを練習する
みさき
実際にひらがなを書いていくよ!
何回なら丁寧に書けそう?
息子
うーん…、3回!
ということで、みさき家ではひらがなの練習は3回だけ!
少ない練習回数でも、きれいに書けるようになるコツは「子どものやる気をそがない声掛け・文字チェックのコツ」で詳しくお伝えします。
ひらがなを3回書いたら、1番上手に書けたのはどれかな?
と、ひらがなチャンピオンを決めましょう。
ご紹介したページの使い方だと、最大11回練習できます。
お子さんの特性に合わせて、
- 1文字ずつ添削して、少ない練習回数で済ませる(みさき家はこっち)
- 細かく添削せずに、たくさん練習する
幅を持って目標を設定しましょう。
3.練習したひらがながつく言葉を考える
3回丁寧に書いた後は、ノートの下半分に練習したひらがながつく言葉を考えて書きます。
言葉を書いたら、次の2点に気を付けながら確認しましょう。
- 練習したひらがなを丁寧に書けているか
- 過去に練習したひらがなもチェック
上手に書けているもの、よくできているところにはどんどんはなまるをしてくだいね!
みさき
この時、まだ練習していないひらがなを使う場合も多いです。
ひらがな表などを見て形が合っていればOK!
きれいに正しく書けるかは、学習したひらがなのみチェックしましょう。
この作業も、楽しく行うコツがあるので、次の「子どものやる気をそがない声掛け・文字チェックのコツ」をご覧ください。
子どものやる気をそがない声掛け・文字チェックのコツ
親子で勉強する時、一番難しいのが雰囲気づくり。
親は、
- どうしてこんなこともできないの?
- 教えてるのに話を聞いてくれない
と、イライラしがち。
子どもも、
- うるさい!
- 今やろうと思っていたのに!
と、親から見ると反抗的な態度を取りがち。
悪い雰囲気では、勉強も進まないし身につきませんよね。
みさき
イライラする気持ちすっごく分かります。
そこで、小1息子と実践して分かった楽しくひらがな練習するコツを3つ公開します!
- 意識して書くポイントを一緒に考える
- できているところをほめる
- 言葉を書きだすときはゲーム要素を取り入れる
コツ1.意識して書くポイントを一緒に考える
まずは、お手本となるひらがなを書くとき、どこを意識して書くか確認します。
- 開始点
- どこに向かって書き進めるか
- とめ・はね・はらい
この3点は書き順とともに確認するようにしました。
リーダー線をうまく使って、分かりやすく説明するのがポイント。
みさき
- ここに大きな丸が入るように
- ここは揃えるよ
と、ガイド線も書きました♪
この時、一方的に教えるのではなく、息子の気付きや意見も挙げてもらいます。
子ども自身にも考えてもらうことで、まだ練習していないひらがなを書くときも、お手本を見て、自分で考えて丁寧に書こうとするようになりました。
みさき家の場合、練習するのは3回のみなので、ゆっくり丁寧にを心がけています。
コツ2.できているところをほめる
誰でもダメ出しばかりではモチベーションが下がってします。
初めから全部完璧にお手本通りには書けないので、まずはできているところをほめましょう。
例えば、
- 開始点がお手本とピッタリ一緒だね。
- ここのはね(はらい)上手にできてる。
- 大きく元気に書けたね。
褒めたうえで、もっとお手本に近づけるためにはどうしたら良いのか一緒に考えます。
- ここがもう少しこうなると良くない?
- あとはこうするだけですっごくきれいな字になるよ!
と、赤ペンを入れていきます。
すると、意識して書くポイントがより明確になって、少ない練習回数でもひらがなが上達していきます。
1つ1つ細かくチェックされるのが嫌というお子さんは、ひらがな練習を終えた後に、一番上手に書けたのはどれかな?
と、チャンピオンを決め、良いところをほめるようにすると楽しくできます。
3.言葉を書きだすときはゲーム要素を取り入れよう
練習したひらがなの下に3つ言葉を書くとき、ゲーム的要素を取り入れると楽しく取り組めます。
みさき家では、私と息子とでそれぞれ言葉を考え、いっせーのせ!で発表します。
例えば、「い」がつく言葉のとき。
みさき
「い」がつく言葉を言うよ!
いっせーの、「いちご」!
息子
いす!!
こんな感じです。
なかなか合致することがないのですが、時々合う時があるんです。
そんな時はテンションMAX!
やっぱりそうだよねー!!と、親子で嬉しくなります。
答えが合わない時も、
- 「ママって食べ物ばっかりだね。」とツッコミを入れる
- 「それいい!」とほめてくれる
親子で楽しくワイワイと取り組めています。
おまけ|子どもの達成感をアップさせるひと手間
みさき家は、ひらがな練習を終えた後、練習したひらがなに「はなまる」をつけています。
ひらがな表にチェックしていくことで、次の2つのメリットがあります。
- 練習済みのひらがなが分かりやすい
- はなまるが増えていくので目で見て達成感が味わえる
息子
はなまるがどんどん増えるのが楽しくて、もっとやりたくなる!
以上が、みさき家のひらがな練習法でした。
みさき
お子さんに合った方法で楽しくひらがなの練習ができると良いですね♪