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 子どものやる気をそがない丸つけ術

家庭学習 丸つけ

家庭学習をしていると必ずするのが「丸つけ」。

私はずっとあっていたら〇、間違っていたら✓をしていたのですが…

みさき

みさき

ある時から息子が✓を見るとイライラ・グズグズするようになりました💦

幼児期、小1あたりまではこうした反応はなく、すんなり間違えてたんだね~と、受け取ってくれていたんだけど…

小2に入ってから、中間反抗期に片足を突っ込み始めたのか「自分の間違いを受け止められない」様子。

そんな息子をよ~く観察してみて、考えた結果、

みさき

みさき

そうだ!この方法なら大丈夫かも♪

私が思いついた新しい丸つけ術で採点してみたら、息子も心穏やかに直しまでやってくれるようになったんです♪

今回は、家庭学習の子どもやる気をそがない丸つけ術についてのお話。

✓や×を見ると、イライラしたりグズグズしてしまうお子さんがいるあなたの参考になったらうれしいです。

みさき

みさき

新たに準備するものもなく、とっても簡単だからぜひこの丸つけ術を使ってほしいです!

子どものやる気をそがない丸つけ方法はこれ!

まずは結論からお話ししますね。

子どものやる気をそがない丸つけ術、

それは・・・

ズバリ、間違ったところに✓や×をしないこと!

そして、間違ったところの解答欄の横に新たな解答欄を書いてあげるだけ!

丸つけに悩むママ

丸つけに悩むママ

えっ?それだけでいいの?

みさき

みさき

そうなんです。
これだけで劇的に息子の気持ちが落ち着いたんです。

今回ご紹介していく「子どものやる気をそがない丸つけ方法」のポイントは次の3つ。

丸つけをするときのポイント
  • 大々的に間違いを指摘しない
  • 消しゴムで消さない
  • 頑張りをみえるようにする

本記事で詳しくお話していきますね。

丸つけをして、子どもがイライラする原因と対処法

子どもがイライラしてしまう原因は2つあります。

  1. 自分をすべて否定されたように感じてしまう
  2. 直しがスムーズにできない

×を見ると自分を否定されたように感じてしまう

学習をして、丸つけをして。

✓や×を見るとどうして子どもはイライラしてしまうのでしょうか。

みさき

みさき

自分の記憶にはこうした経験がないんだけど…
息子は何が嫌なんだろう?

息子のことをよく観察したり、発達段階について調べてみました。

小学1.2年生の発達特性
  • 大人の社会生活に近づこうとする時期
  • 自立したい意思が強い反面甘えるなどの愛情も求める
  • 自分中心であり次第にほかの人達との関係に視野が広がり始める

私は息子の様子を見ていて、「自己評価」と「現実」のギャップにイライラしているのかなと感じていました。

家庭学習では、学校のドリルやプリントよりも少し難しい問題を出しています。

普段ははなまる、100点ばかりの息子も、家庭学習では多少間違えることがあります。

✓や×を見ると

  • こんなはずじゃないのに
  • 頑張って考えたのに
  • ちょっと間違えちゃっただけだもん

こちらは否定しているわけではないけど、頑張って答案を作成した息子からすると自分の頑張りを全部否定されたかのように感じてしまっているようでした。

そのイライラを全部こちらにドーンとぶつけてきている状態。

みさき

みさき

間違えること=ダメなこと。全否定された…。

まずはこの考え方から抜け出してもらいます。

そもそも、間違えたらダメなの?

ダメじゃないですよね。

×をつけて否定しているのではなくて…

今はいろんなことを覚えたり身に着けていく過程。
どこを勉強するべきなのかの確認作業だよ。

最初から最後まで同じパワーで勉強するのって大変。
だから、自分が勉強するべきところはどこなのか確認しよう。

みさき

みさき

伝え続けたら、間違うことを怖がらなくなりました。

×をつけないことで、「間違えたところはあったのか」自分でよく採点した答案を見るようになり、

落ち着いて「間違えた理由」について考えられるようになりました。

息子

息子

自分のしやすい「ミス」にも気づけたよ♪

〇×をつけると×に目が行くけれど、×をつけないと〇だった部分にも目が行くようになるんです。

「あんまり自信がなかったけど、合ってた!」

そんな時は、どこが不安だったのか、なぜこれで正解なのかについても共有して考えられるから、学習の質がグーンと上がりました。

直しがスムーズにできない

間違っていたところを考え直して書く。

この作業、子どもにとってかなりの負担です。

大人からするとさっと消して書き直せばいいと思いがちですが、「やり直す」ってかなりのパワーが必要。

しかも、低学年だと「消しゴムできれいに消す」この作業が大人が思っている以上に難しいんです。

だから、子どもが消しゴムで消さなくてもいいように新しく解答欄を作ってあげる。

「もう一回考えてここに書いてみてね」と、場所を作ってあげるだけで落ち着いて考えられるんです。

また、前に書いた解答もそのままにしておくことで「自分がどこで間違えたのか」がとてもよくわかる。

みさき

みさき

勉強で一番大切なのってここですよね!

「できるようになった」という過程がお子さん自身もよくわかるから、こうした頑張りの可視化は重要です。

子どものやる気をそがない丸つけの具体的方法

国語と算数の丸つけ方法について、ちびむすドリルさんのプリントを使って具体的にお話していきますね。

国語の丸つけ方法

漢字テスト、漢字練習についてご紹介します。

漢字テストは、わかる部分だけ書くのもOK!

丸つけの際は、間違っていたり空欄のところは近くの空いているスペースに解答欄を新設します。

丸つけ 家庭学習

再び考えてみて答えが書ければいいけど、それで出来たら苦労しない。

新設した欄に書くときは調べてもOK!ってことにしています。

全部のマスが埋まったら再度丸つけ。

家庭学習 漢字の丸つけ

合っていたら花丸!

丸、花丸と変えることで、後から見直すときにも過去に間違えたところが見つかりやすいです。

みさき

みさき

学校での漢字テスト前にチェックするときに役立っています。

続いて、漢字の書き取りの丸つけです。

漢字の書き取り 丸つけ

大きな間違えをしていなければOK。

ポイントは、褒めること!

上手に書けている文字に花丸をしています。

みさき

みさき

上手に書けている字がいくつかあればその個数分花丸を増量!

改善してほしいところがある場合は

「ここのハネがいいね!」と褒めた後に、「ここをもう少しこうするともっと良くなるよ。」

という風に褒めるワンクッションを置いた後に軽く改善点を伝えています。

算数の丸つけ方法

つづいて、算数の丸つけ方法です。

算数も国語と同様、間違えているところがあったら解答欄を新設します。

算数 丸つけ 家庭学習

欄外で筆算をしたり検算をしていたら花丸もしています。

算数は答えも大事だけど解く過程も大事。

書き込みをよく見るようにして、どこでつまづくのか、どこまで理解できているかの把握を大切にしています。

みさき

みさき

丁寧にやった過程を褒められたらうれしいですよね。

やる気をそがない丸つけ法でスムーズな家庭学習時間を

丸つけの方法一つで、スムーズに学習が進みます。

大人も頑張ってやったものに大きく×とつけられると落ち込みますよね。

今回ご紹介した「子どものやる気をそがない丸つけ方法」は、簡単でラク。

どこまで理解できているか確認できればいいので誤答に×をつける必要はありません。

×や✓でなくても、後から見て間違えたポイントがわければOK。

みさき

みさき

間違えやすい問題にはミニスタンプを押したりもしています。

かわいいグッズを使うと子どものテンションも上がるし、チェック作業もラクなのでおすすめです。

みさき

みさき

丸つけによる子どもの癇癪にお悩みの方は、ぜひ一度お試しください♪


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みさき

みさき

関東在住、専業主婦。
2013年生まれの息子と2015年生まれの娘がいます。
おうち幼児教育で築いた土台をもとに、小学生も親子で学びの芽を伸ばしていきたい!
実際に取り組んだこと、調べたことを当ブログにまとめています。

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